米Googleは4月22日(現地時間)、Web会議サービス「Google Meet」(旧「Hangouts Meet」)に幾つかの新機能を追加したと発表した。16日に予告した機能も含まれるが、以下に紹介する。
Zoomの「ギャラリービュー」に当たる「タイル表示」(ただし16人まで)
競合する「Zoom」のギャラリービューに当たる、会議参加者を格子状に並べる機能「タイル表示」が利用可能になる。Zoomは49人まで表示可能だが、Google Meetは16人まで。参加者にカーソルを合わせると、その参加者の名前が表示される。
「Chromeタブ」でプレゼンテーション
ビデオ会議に参加中、右下の「今すぐ表示」→「Chromeタブ」でChromeタブを固定表示にすることで、このタブの音声がデフォルトで共有できる。カメラをオンにしておけば、画面を固定表示しながら自分も見てもらえるので、プレゼンが可能だ。
AIが画面の明るさを自動調節する「低光量モード」
暗い部屋での会議参加でも、AIが自動的に明るさを調整してくれるようになる。この機能はまずモバイルアプリ版で現在ロールアウト中で、将来的にはデスクトップのWebアプリでも利用可能になる見込み。
ノイズキャンセル機能(有料プランのみ)
キーボードを叩く音や犬の鳴き声などのノイズをキャンセルする機能も追加される。ただしこれはG Suiteの有料プラン(G Suite EnterpriseおよびG Suite Enterprise for Education)のみの機能。利用できるようになるのは「向こう数週間中」で、最初はWebアプリのみでその後モバイルアプリでも可能になる見込みだ。
なお、Google MeetにはZoomやMicrosoft Teamsにあるような「バーチャル背景」機能はまだない。
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