岡山県は、洪水時に本流から支流への逆流を防ぐ樋門(ひもん)を水位に応じて自動的に開閉するタイプに改修する事業に着手した。管理を担う地元住民が高齢化しており、担い手不足を解消するとともに、2018年の西日本豪雨のような緊急時の対応を迅速にして減災につなげる。
県によると、県管理の樋門、小規模水門は297カ所あり、手動で開閉しているのは194カ所。このうち老朽化に伴う更新のタイミングや規模などを踏まえ、優先順位の高い樋門約50カ所を「フラップゲート」と呼ばれるタイプに2年かけて替える。平常時は一定程度開いているため支流からの排水を妨げず、豪雨などで本流の水位が上がると水圧で自動的に閉まる仕組み。
県管理の樋門のうち、フラップゲートを採用しているのは今のところ旭川に接する1カ所(岡山市北区建部町小倉)のみ。県は現在、改修の対象箇所を調査しており、順次着工する。総事業費は5億7600万円。
現在、樋門の多くは委託を受けた地元住民が管理し、河川の増水時に手動で閉める。高齢化で負担が大きい上、迅速な避難が課題になっている。
県河川課は「地元住民の負担を軽減できるとともに、ゲートが迅速かつ確実に開閉されることで河川管理の強化が図られる」としている。
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July 06, 2020 at 07:11AM
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樋門を水位に応じて自動開閉に 県が改修事業着手 担い手不足解消 - 山陽新聞
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