iPhoneのカメラは、かなり高性能。細かいことを気にせずシャッターを切るだけで、結構いい感じの写真を撮れてしまいます。しかし、さらにワンランク上の写真を狙うには多少のコツが必要です。
風に揺れる花のように動きがあるもの、花と地面のように明るさに違いがあるものを撮影するとき、iPhoneのカメラはピントと露出(明るさ)を自動的に調整します。カメラを被写体に向けているかぎり、動きや明るさの変化に対応できるよう調整が続くため、なかなかピントがあわなかったり明るさが勝手に変わったりする原因になります。
そんなときは「AE/AFロック」の出番です。ピントを合わせたい場所を画面上でタップすると、フォーカスエリアが黄色い四角で表示されるので、そのまま画面を押し続けると黄色で「AE/AFロック」という文字が現れ、ピントと露出が固定されます。被写体が動いてもピントと露出が自動調整されないため、動きのある被写体をくっきり撮影できるというわけです。
このAE/AFロック、用途はそれだけではありません。構図を決めたあと、セルフタイマーの機能を使い被写体とともに自分も映ろうという場合、通常はピントと露出が変化するため思うような撮影はできませんが、AE/AFロックを使えば、ピントと露出が被写体に合ったまま撮影できます。
カメラ撮影でいうところの「置きピン」の代わりにもなります。電車の撮影を例にすると、構図を決めてAE/AFロックしたあと構図が変わらないようしっかりiPhoneを構え、ロックした位置に電車が来た瞬間にシャッターを切ればいいのです。連射(バースト)すれば撮り逃しの心配もなくなりますから、シャッターチャンスを活かせるはずですよ。
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August 10, 2020 at 09:00AM
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iPhoneで風に揺れる花をクッキリ撮れますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ - マイナビニュース
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