Search

Recent Posts

IT理解度の差を前提にしたコミュニケーションが必要 | 感染症時代のリスクマネジメント - リスク対策.com

感染症時代のリスクマネジメント

第5回:導入してわかったテレワークの課題と解決策(1)

ミネルヴァベリタス株式会社 顧問/ 信州大学 特任教授 本田 茂樹

本田 茂樹

本田 茂樹

現在の三井住友海上火災保険株式会社に入社、その後、出向先であるMS&ADインターリスク総研株式会社での勤務を経て、現職。企業や組織を対象として、リスクマネジメントおよび危機管理に関するコンサルティング、執筆活動を続ける一方で、全国での講演活動も行っている。これまで、早稲田大学、東京医科歯科大学大学院などで教鞭をとるとともに、日本経済団体連合会・社会基盤強化委員会企画部会委員を務めてきた。

本田 茂樹 の記事をもっとみる >

X閉じる

この機能はリスク対策.PRO限定です。

  • クリップ記事やフォロー連載は、マイページでチェック!
  • あなただけのマイページが作れます。

全従業員がオフィスにいたときとは状況が異なる(写真:写真AC)

テレワークを導入する企業が増え、ある程度時間が経過したことで、導入前には想定していなかった課題も見えてきました。人との接触機会を減らす感染防止対策としてテレワークを取り入れた結果、新たな課題が発生しているのであれば、そのままにしておくわけにはいきません。

今後、テレワークがニューノーマル(新しい常態)として定着すると想定されることから、これらの課題とその解決の方向性について考えます。

1.従業員のITリテラシーは個人差がある

これまでは、すべての従業員が同じオフィスの中で仕事をしていることから、それぞれの従業員のIT活用に関する理解度は、あまり問題になりませんでした。

従業員のITリテラシーには個人差がある(写真:写真AC)

具体的な例で考えてみましょう。社内のITシステムは常に安全な状態に保たれる必要がありますから、OSやネットワーク関連のアプリケーションのアップデートは必須です。全従業員がオフィスにいたときは、社内のIT部門の指示に基づいて、それぞれの従業員がアップデート作業を実施することになりますが、作業の途中でトラブルがあった場合でも、社内のITサポート部門やヘルプデスクに照会する、あるいは、簡単なことであれば周囲の同僚に教えてもらうことが可能でした。

しかし、テレワーク中の場合は、そのような支援を受けることができず、アップデート作業が停止するなど、生産性の低下が考えられます。

この課題に対しては、従業員のITリテラシーには差があることを前提として、リモートワークによる業務を進めることが求められます。具体的には、従業員に対するIT教育、小さな疑問についても照会できる質問窓口の設置など、リモートワークに必要なIT活用の理解度を高める取り組みが大切です。

Let's block ads! (Why?)



"コミュニケーション" - Google ニュース
December 02, 2020 at 08:30AM
https://ift.tt/2Vpt1s3

IT理解度の差を前提にしたコミュニケーションが必要 | 感染症時代のリスクマネジメント - リスク対策.com
"コミュニケーション" - Google ニュース
https://ift.tt/30h4OFP
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "IT理解度の差を前提にしたコミュニケーションが必要 | 感染症時代のリスクマネジメント - リスク対策.com"

Post a Comment

Powered by Blogger.