2019年05月01日17時02分
天皇陛下は1日、皇居・宮殿「松の間」で、皇位の証しとされる剣と勾玉(まがたま)などを受け継ぐ「剣璽等承継の儀」と、国民代表と初めて会う「即位後朝見の儀」の二つの即位儀式を終えられた。初めて述べたお言葉で、退位された上皇さまにならい、憲法が定めた「象徴天皇」の務めを果たす決意を表明した。令和初日、約30年ぶりとなる皇位継承を国民が各地で祝福した。
陛下は午前10時半から、即位後初めての儀式となる剣璽等承継の儀に厳粛な雰囲気の中で臨んだ。同席する皇族は前例に沿って成年男性に限定されたため、皇后となった雅子さまは出席しなかった。安倍晋三首相ら三権の長、閣僚ら26人が国民代表として参列した。
午前11時すぎからの「即位後朝見の儀」では、天皇、皇后両陛下がそろって登壇。天皇陛下は「上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓います」と述べた。政府、国会、裁判所の要人ら292人が見守った。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019050100539&g=soc
2019-05-01 08:02:00Z
52781686396311
Bagikan Berita Ini
0 Response to "天皇陛下、象徴の務め誓う=令和初日、国民が祝福-即位2儀式、厳粛に - 時事通信ニュース"
Post a Comment