新型コロナの感染拡大を受け、テレワークの浸透や対面コミュニケーションの減少などから、オンラインでのやりとりが増えている。特にビジネスチャットは使用頻度が増えた人も多いのではないだろうか。そのチャットにおけるコミュニケーションは、コロナ以前と比べてどう変化しているのか、ビジネスチャットツール「Chatwork(チャットワーク)」の担当者取材のもと、探ってみた。
コロナの影響でチャットコミュニケーションはどう変化している?
新型コロナウイルス感染拡大を受け、チャットでのコミュニケーションはどのような変化が起きているのか。
Chatwork株式会社の人事広報本部 広報部 大江ふみえさんは次のように話す。
「在宅勤務の孤独を埋めてくれるツールになっていると思います。在宅勤務は、オフィス出社をしているときと同じように気軽にコミュニケーションが取れない寂しさもあります。Chatworkなら隣に人がいるような感覚でコミュニケーションが取れるため、在宅勤務の孤独を埋めてくれるツールになっているとの声もいただいています」
従来のビジネスチャットの枠を超え、あたかもオフィス内でふいに話しかけるかのような、気軽に話すためのツールとなっているようだ。
「また在宅勤務を実施する企業が増えたことで、オンライン会議を行うために、Chatworkのビデオ/音声通話機能『Chatwork Live』の利用が大幅に増えています。オンライン会議以外にも、在宅中のちょっとした息抜きとしての雑談やオンライン飲み会などで利用するケースも増えています」
多くのチャットツールにはビデオ/音声通話機能も備えている。その利用が増えたのは、前述の理由と同様、隣に人がいるような感覚をよりリアルに実現したい気持ちが背景にあるからだろうか。
チャットコミュニケーションの変化の工夫
「オンライン飲み会」も定着しつつあるように、社内のチャットコミュニケーションがコロナの影響で活発化した。各社はそれぞれの社内コミュニケーションルールを設けて、チャットをフル活用している。
Chatworkでも、社内コミュニケーションについて多くのルールを設けて運用しているそうだ
まず社内では全社員がChatworkを使用してコミュニケーションをとっており、会議は、ビデオ/音声通話『Chatwork Live』を中心にその他ツールも使用しているそうだ。
●「雑談チャット」などのグループチャットの使用頻度アップ
普段から仕事中でもホッとひと息つくための工夫として、気軽に雑談できる「雑談チャット」や、デイリーの内容について気軽にコメントし合う「デイリーチャット(daily)」、参考になる情報やニュースを提供するための「デイリー三行情報提供チャット」などの全社員が見れるグループチャットがあり、仕事中でも気軽にコミュニケーションが取りやすい環境にしている。コミュニケーション不足を解決するため、これらのグループチャットの使用頻度をあげるように工夫もしているそうだ。
●オンラインランチ・飲み会を実施
対面でのコミュニケーションが取れない代わりに、オンラインランチや、オンライン飲み会を実施するよう工夫をしているそうだ。
●即レスを求めず[TO]をつける/業務時間外では通知が飛ばないようにする
Chatworkでは、非同期コミュニケーションツールを推奨しているため、即レスを求めていない。すぐに確認が必要なときは、[TO]をつけるなどの工夫をしている。また在宅勤務は、仕事のオン・オフの切り替えがむずかしいこともあるため、業務時間外ではチャットの通知が飛ばないように設定するなど工夫をしているそうだ。
在宅勤務だからこそ、また、チャットだからこそ業務時間外も使用しがちだが、その対策を実施していることも、新しいチャットコミュニケーションの形といえそうだ。
コミュニケーションツールの中でも、新型コロナの影響下で大きく変化したチャット。より普段のちょっとした会話と同等に使われるようになったことが分かった。
今後は、さらに新たなチャットコミュニケーションの形へと進化していくかもしれない。
【取材協力】
Chatwork株式会社
国内利用者数No.1*のChatworkは、仕事上のコミュニケーションを効率的にするビジネスチャット。国内外で269,000社以上に導入され(2020年5月末日時点)、企業の生産性向上やコミュニケーション活性化に貢献している。
*Nielsen NetView および Nielsen Mobile NetView 2019年5月調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。調査対象はChatworkで選定。
https://go.chatwork.com/ja/
取材・文/石原亜香利
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June 19, 2020 at 05:35AM
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