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社会人のコミュニケーションはTPOをわきまえる。「礼儀」と「気配り」を心がけよう - ジョイキャリア

学生と社会人との大きな違いのひとつが「コミュニケーション」。あなたも学校を卒業し就職した先輩を見て、「社会人になったと思ったらずいぶん大人な話し方をしているなあ」と感じたことはありませんか? ではそんな大人になるには何をしたら良いのでしょうか? 大人のコミュニケーションとは? 学生っぽさを卒業するのは? ヒントはあなたの人との向き合い方にあるのかもしれません。

この記事のポイント

  • ①社会人のコミュニケーションで求められる3つのポイントを紹介。ロジカルシンキングを意識しよう!
  • ②相手に敬意をもたない“無神経な行動”はNG! 「礼儀」と「気配り」を持った社会人は、相手から信頼される!?
  • ③多様な相手と話を理解し合い、尊重しあえるコミュニケーションを。相手を思いやった言動で、いい人間関係を築こう!

学生と社会人のコミュニケーションの違いはココ!

TPO

左右より上下を見ることが増えるのが社会人

学生と社会人のコミュニケーションで最も異なるのは、人間関係の縦横が明確になることです。学生時代は多くを占めるのが「横」の関係です。基本的には同学年の友人との付き合いが多く、アルバイト先でも「バイト仲間」と称されるように、ある程度の上下関係は存在しつつも、「タメ語」が通用するような世界が多いと思われます。

もちろん、大学の教授やOBには上下関係を意識した付き合いをすると思いますが、そのなかでも「同窓」の意識から、やや緩やかな関係が許容されたのではないでしょうか。

一方、社会人になると、純粋な横関係は同期の新入社員くらいです。将来、中途入社で同じ年齢の人と一緒に仕事をする機会があるかもしれませんが、入社年による先輩後輩の関係が存在します。

社内においても、入社直後は同期を除いて全員が先輩。しかし一年後にはあなたよりひとつ下の後輩が誕生し、あなたが先輩の立場になるわけです。

TPO

学生時代とは違う関係性を、社内外で感じることも

また、社外においても上下関係が存在します。受発注の関係で立場を利用するような関係があってはならないことだと思いますが、やはり仕事を出している側と受けている側の違いから多少なりとも上下関係は発生するでしょう。

協業・連携企業などパートナー関係にある企業においても、会社の規模感などで上下を感じることがあるかもしれません。

上だから偉ぶっても良い、下だからおべっかを使うべき、ということは一切ありませんが、社会人は社内外問わず、基本的に何らかの上下関係があるなかで仕事をすることになります。

社会人のコミュニケーションは論理的思考が求められる

考えをまとめてから話をするのが大人要素?

「ロジカルシンキング(論理的思考)」という言葉を、あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。しかしこれほど「理解はできるが自分ができているか分からない」というワードもないのではないかと思います。簡単に身につくことではありませんが、社会人になると求められる要素であることも間違いないのです。

①「体系的な会話」を心がける

ロジカルシンキングと考えるとつい身構えてしまいますが、社会人のコミュニケーションで求められるのは、要は「体系的な会話」です。忙しい毎日を過ごす社会人にとって、長々とした説明、要領の得ない会話はイライラの元。ということは、その逆を心掛ければ快適なコミュニケーションが可能になります。

②要点をまとめて、結論から話す

要点をまとめて結論から話す」ように意識してみましょう。無駄を省き、要点を的確に抜き出し、それを結論から分かりやすく伝えられることが求められるのです。

③事実と個人的な意見をはっきり分ける

必要ないと思われる内容は自身の判断で削り、相手にとって大切と思われる要素・事実を分かりやすく伝えられるかどうかです。

ついやってしまいがちなのが、自身の感情が入ってしまって話の内容に事実と主観が混ざってしまったり、抽象的な表現で具体的な事象がかけていたりすることです。自身の思いやアイデアを伝えたい場合は、一通り事実を報告し終えた後に、個人的な意見や感想として伝えましょう。事実の報告と個人の考えを分けて話すことで、相手も理解しやすくなります。

「なんかよく分からないんですけどー」などといって話始めることはロジカルさを全く感じませんので、癖になってしまっている人は気をつけましょう。

社会人のコミュニケーションは「礼儀」と「気配り」が重要

TPO

相手への配慮の有無で会話が違ってくる

礼儀とは一体なんでしょうか? 礼儀とは、相手への敬意を表現したものではないでしょうか。挨拶や言葉使いなど、相手へのリスペクトが前提にあることが重要なのです。ですので、普段のスムーズなコミュニケーションを成立させるために礼儀は欠かせません。

もうひとつ、重要なポイントがあります。それは、昨今騒がれている「ハラスメント」の当事者にならないためにも意識すべきことといえます。たとえば、いくら年下・後輩といっても礼儀やリスペクトは必要ですし、親しき中にも礼儀ありというように、大丈夫だろうという思い込みによる冗談やボディタッチが思わぬ事態を巻き起こす可能性があるのです。

また、場や相手の状況、心情を慮った配慮ができるのも社会人です。空気を読まないような、場違いな行動は慎みしょう。

責任感や信念に突き動かされ思い切って行動に移すことと、あえて空気を読まないことは全く別物。TPO(Time時間、Place場所、Occasion場合)をわきまえない、たんなる無神経で非常識な行動にすぎません。

一方、礼儀や気配りができる人は、相手から「信頼」を得ることができます。仕事をするうえで信頼の有無は重要です。丁寧さや相手を気遣った振る舞いができる人は、多くの人から信頼を得ることができるでしょう。

社会人として、相手がどのように感じるかを意識したコミュニケーションを

TPO

独りよがりのコミュニケーションからは卒業

会話とは、自分が言いたいことを話すだけではダメ。相手がどう感じるか、相手がどのように捉えるかを意識することが大切です。

自分が好き勝手に話をしている間、相手は話を理解できず呆然としているという状態であったらどうでしょう? コミュニケーションが成立しているとは言えません。

実際「相手が理解できるように話す」のはなかなか難しく、特に社会人になると、気の合う人とだけの付き合いではありません。立場や考え方、知識や経験が異なる同僚・取引先の人とコミュニケーションをとる時こそ、「相手が理解できるよう話せているか」「相手にどう聞こえているか」を意識してみてください。

【まとめ】相手を思いやったコミュニケーションは、社会人必須スキルのひとつ

TPO

大人としての振る舞いは、相手への思いやりから

学生と社会人のコミュニケーションの違いとは、つまり社会性の違いといえます。学生の頃はあまり意識せずとも通じ合い、理解し合っていたのは気の合う友達だからという前提があったから。人間関係が広くなる社会人は、すべての人が自分のことを分かってくれているとは限りません。

そこで求められるのが、社会性(TPOをわきまえた常識的な言動)です。気配り、大人としてのふるまいとは、相手や場を意識した言動ができるかどうか。自分本位でなく相手を思いやった言動ができるかどうかです。ただ話が上手い、ということでもありません。

周囲の人との関係性を大切にすることで、会話を通して相手との心地よい関係を築くことができます。良い人間関係を築くことができれば、その人と仕事がしやすくなるでしょうし、仕事自体が楽しくなるでしょう。それは、日々の仕事への姿勢やあなたの人生にもポジティブな影響を与えるはずです。良い人間関係を構築することは、あなたの明るい未来にもつながるのです。

この記事を書いたライター

菊川ゆみ

菊川ゆみ

社会人デビュー後、畑違いの仕事ばかりをして現職に落ち着く。中学生の息子と二人三脚で頑張るシングルマザー。趣味は、仕事以外に趣味がない自分を変えたくて始めたゴルフ。今は一つの趣味にすぎないが将来は「特技」になる予定。スピードより心に響く仕事を心がけています。

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